意見書の草案を以前、岡口基一弁護団に対して送ったことがあると書きました。ここに、そのやり取りを転載しようと思います。
個人情報は例によって伏せますが、これらのやり取りから、岡口基一弁護団の、岡口基一弾劾裁判に対しての物の考え方というものが、いろいろ明らかになるのかもしれません。
弁護士1人目に出したメール
すみません、弁護士さんに相談したいので連絡を差し上げました ○○と申します。 よろしくお願いいたします。 事案の内容上、相談する相手の弁護士さんは、岡口裁判官の弾劾裁判の 担当弁護士である必要があります。 ■■基本情報 (個人情報のため、省略) ■■事案の概要: ① 相談者の父親が、自宅の2階窓から転落して死亡した事件があり、 警察捜査によって、根拠もないのに、自殺と認定されました。 ② 自殺と判断されたので、保険金が支払われず、保険会社2社を相手として 本人訴訟を行いましたが、まともな裁判がされず、原告(相談者)は敗訴しました。 ③ 裁判の原因は、根拠なき警察の自殺判定で、その後、まどもな裁判を受けられず敗訴した場合、 責任はすべて国にあるといえるので、損害と精神的苦痛を受けたことに対する国賠訴訟を提起しました。 ④ その裁判でもまともな裁判を受けていないので、弁護士に相談したいと考えています。 ■■この事件の面白ポイント: ① 保険金請求事件の控訴審を、岡口基一裁判官が担当しています。 その控訴審の最終口頭弁論日は平成30年5月23日でした。 (その翌日に岡口裁判官は高裁長官室に呼び出され叱責されて委縮しました) ② 控訴審でも敗訴したので上告したのですが、 平成31年3月28日に3行決定で棄却され、敗訴が決定しました ③ これは岡口裁判官が最高裁に告ぐという本を出した翌日であって、 「誰にでも、不当に訴えられたり、無実の罪を着せられて冤罪の被害を受ける可能性がある。 今回、……あり得ないような決定がされ、不利益処分を受ける羽目になったのは私であるが、 次に犠牲になるのは、この本を読んでいるあなたかもしれない」(岡口基一『最高裁に告ぐ』) の翌日に、予言通り、相談者は犠牲になりました。 ④ 相談者のされた裁判は、おそらく弁護士さんの想像を絶する内容であって、 なぜ岡口裁判官の分限や弾劾裁判が長期化したのかも、納得の内容かもしれません。 (ここも地味に面白ポイントです。当事者としては、たまったものではありませんが) ■■相談内容: ① 相談者は、最高裁裁判官らを含む複数の裁判官から不当な裁判を受け、精神的な苦痛も被ったところ、 岡口基一裁判官の弾劾裁判に対して意見書を送付したいと考えています。 意見書の受付を行っているでしょうか? OKであれば、意見書を送付したいと考えています。 ② 相談者は、依然としてまともな裁判を受けていないのですが、相談者は本件(国賠訴訟)を調停で終了させたいと考えています。 現在は国賠訴訟は、ほとんど完了状況にありますが、これに弁護士が関与することによって話し合いとして完結するのであれば、それが好ましいと考えています。 訴訟資料のすべてをお見せすることが可能ですが、見てもらって弁護士に事件の内容を確認してもらい、調停に関しての支援を受けることは可能でしょうか? (訴訟記録をお見せしますので、OKであれば、事務所にお伺いする、相談期日を設定お願いしたいです 無料の20分間で、できる限り説明いたします) ③ また、この場合、弁護士費用は、調停の際に、相手方に対して弁護士手数料(実費)を上乗せして請求することが可能だと考えています。 相談者が弁護士費用を負担することは難しいですが、クラウドファンディングや、その他の方法があるかもしれません。 見積もりと同時に、金銭負担方法についても相談したく思います。 ④ 調停を希望する関係上、意見書はネットに公開することは要相談とさせてください。 (現状では、基本的には駄目という認識でお願いします) この相談自体を含め、弁護士さんには守秘義務を守っていただける認識でいます。 ⑤ 相談者の認識としては、相談者のされた裁判は、岡口裁判官の訴追理由など あっさり吹き飛ばすくらい強烈な奴で、弁護士が適切に扱えば、 岡口裁判官を罷免からも救える内容である、という認識でいます。 弁護士さんが相談者の「調停で完結させたい」という意向を汲んで、その依頼を受けた形を取れば、岡口弾劾裁判で弁護士さんが選択できる攻撃防御の手段も増えるので良いと思います。 現在、当事者がことごとく行き詰った状態にあり、弁護士のみがこの状況を打破できる状態になっています。 よろしくお願いいたします。
回答がなかったので、さらに催促したメール
○○ 弁護士 さま 先日、法律相談のメールを差し上げました、○○と申します。 よろしくお願いいたします。 岡口基一の弾劾裁判に対して意見書を送りたい件について、 そちらから返信がなかったのですが、 こちらの書いた意見書を添付いたします。(原案です) この意見書はまだ、推敲の余地があることと、 自分の個人情報を含んでいますので ネットでの公開は控えていただけたらと思います。 かわりに、岡口基一および、岡口基一弁護団の内部には 個人情報含め、この意見書は見せてしまっても構いません。 「不当な訴追から岡口基一裁判官を守る会」に掲載されている、 提出予定の意見書にも目を通しましたが、 教授2名の意見書は、単なる学説の説明でしかなく、 個人2名の意見書は、罷免の反対理由が、自分が岡口裁判官に 有利な判決を出してもらったから恩返ししたい というものであって、自分の個人的な見解では、これらの理由書では 岡口裁判官を罷免から救うには、残念ながら至らないと思います。 自分には、岡口裁判官やその弁護団を騙すような意図はありません。 自分の書いた意見書を見れば、自分の利害も関係しているものの、 岡口裁判官を救おう、という内容に十分なっているはずです。 そして、この意見書の内容が正しくて、自分に騙す意図がないことを 弁護士事務所に赴いて、訴訟資料をお見せして説明したいと考えています。 自分は、この意見書を岡口裁判官に見てもらって、この意見書を送付するか 岡口裁判官に決めてほしいと思っていますが、それにはまず、弁護士さんが この意見書の内容や証拠を精査して、岡口裁判官に見てもらうか否かを 判断するものと思っています。 (弁護士さんの仕事とはそういうものだと理解しています) 逆に、そのような判断を全くしないというのであれば、 これが岡口裁判官の利益となり得る情報であった場合、 それは背任にあたるかもしれません。 また、クラウドファンディングで資金も集めた以上、 弁護士が自分たちだけで思い出弁護する、というのは適切さを欠くと思います 自分は話を聞いてほしいと考えています。 返信のほど、よろしくお願いいたします。
結果、やはり回答はありませんでした。